- !SYSTEM
- とーやが入室しました
- !SYSTEM
- とーやが退室しました
- !SYSTEM
- GMが入室しました
- !SYSTEM
- 佐藤 学が入室しました
- 佐藤 学
- 佐藤 学
性別:男 年齢:17 身長:172 体重:平均的
ワークス:高校生 カヴァー:高校生
シンドローム:ブラム=ストーカー/エグザイル
HP:31/31 侵蝕:34 ロイス:5/7 財産:2/2 行動:7
- 佐藤 学
- よいしょ
- GM
- はやお
- !SYSTEM
- エリカが入室しました
- エリカ
- “暴風の目”エリカ・グローネンダール
性別:女 年齢:22 身長:144cm 体重:かるい
ワークス:UGNエージェント カヴァー:お嬢様
シンドローム:バロール
HP:26/26 侵蝕:35 ロイス:4/7 財産:6/6 行動:8
- エリカ
- あら 名前色がかぶりましたわね=
- 佐藤 学
- お色がかぶりましたわ~なんか変えますわ~
- エリカ
- でも見たら案外わかりますわね
- えっ?変えなくてよくってよ
- 緑コンビで仲良くしたいですわ~~!
- GM
- よくみたらわかる ほんのり
- 佐藤 学
- 青くしましわ~
- エリカ
- あら~~
- GM
- さわやかですわ~
- 佐藤 学
- 青緑だからギリコンビと言えなくもないですわ~
- エリカ
- ピンクにするか一瞬迷いましたがカラーコードが覚えやすいのが緑だったんですわ
- !SYSTEM
- 藤堂 鉄が入室しました
- 藤堂 鉄
- “鎖の帳”藤堂 鉄
性別:女 年齢:17 身長:160cm 体重:おもたい
ワークス:UGNチルドレンC カヴァー:高校生
シンドローム:ブラックドッグ/エグザイル
HP:30/30 侵蝕:32 ロイス:3/7 財産:0/0 行動:6
- 佐藤 学
- はろーはろー キャラシの作り方わかるかしら
- おっすばらしい
- !SYSTEM
- じゃみが入室しました
- GM
- すばらし~!
- 藤堂 鉄
- なんかいい具合にしたらできましたわ
- 藤堂 鉄
- こっちでしたわね
- GM
- あっじゃみさん~
- じゃみ
- なんやこれすご
- エリカ
- どうもようこそ
- これがゆとチャ.advです
- GM
- PCのお名前にしてくれると嬉し!
- エリカ
- 入室名は変えられないから、画面左下の『編集』ってボタンの近くにある+マークを押してもろて
- じゃみ
- はわわ すごい こうか?
- エリカ
- キャラの名前を追加してもらうのがはやいかな…
- 佐藤 学
- ちなみにキャラシの名前と一言一句スペースの半角全角まで同じでないと、いろいろコマンドが反応しませんわ
- エリカ
- まだユニット作ってないし一回退出押して
- キャラ名で入りなおしてもらうのが最速かもしれねえ
- GM
- かもしれねえ
- じゃみ
- 入り直しますわ…
- GM
- おボイチャもつなぐか~
- エリカ
- 要るならいこうか
- 佐藤 学
- うぃー
- 藤堂 鉄
- 進化をかんじますわ
- 佐藤 学
- たしか半テキセだったよね
- 藤堂 鉄
- IRCのあの頃からとてもすごい進化を…
- じゃみ
- てす
- GM
- 半テキですわ~
- !SYSTEM
- じゃみが退室しました
- !SYSTEM
- 弦巻 凛が入室しました
- 弦巻 凛
- 失礼いたしました これでどうだろう
- 藤堂 鉄
- 呼びやすいのでいいんじゃないですかしら!
- 佐藤 学
- おっけおっけ
- エリカ
- やったー!おっけい
- GM
- べりーぐー!
- 佐藤 学
- ユニットの作り方わかるかしら~
- エリカ
- したら右のユニット作成から
- GM
- あとはねーみぎのねー
- 佐藤 学
- てかいっそVCにおいでまし~
- こういう時のためのVC
- エリカ
- ソウワネ
- 弦巻 凛
- “黒蜥蜴”弦巻 凛
性別:女 年齢:25 身長:175 体重:重い
ワークス:探偵 カヴァー:歌手
シンドローム:ハヌマーン
HP:27/27 侵蝕:30 ロイス:4/7 財産:4/4 行動:7
- 藤堂 鉄
- あらかわねー
- 太刀絵浮揚をうたってる感じですからね
- 太刀絵浮揚とは
- 佐藤 学
- ここに本文
- 反応されてしまったわ
- 佐藤 学
- em>ここに本文</em>
- 弦巻 凛
- 了解しましたわ
- 藤堂 鉄
- 天体を観測するときはムーングラスをちゃんとつけるんですわ
- 月の光で目玉焼きですわよ
- 弦巻 凛
- 目がぁ!ですわ!
- GM
- ~最初に~
- 藤堂 鉄
- よろしくおねがいしまーす
- GM
- ・この卓は5月に初めてダブクロやった奴が、初めてまともに書き上げたTRPGシナリオを使うよ!
ルール処理がおかしいとことか、ここの判定どうしたらええんや?って部分が出るかもしれない。
その時は一緒にるるぶひっくり返して見てくれると嬉しいです。お手数おかけします……。
- エリカ
- よろしくどうぞー
- GM
- ・いまいちTRPGシナリオの『地の文』的な部分の書き方を掴みきれないまま書き上げたせいで、
『あなたのPCはこうしました!』という確定ロール気味な描写が飛び出てくる事があるかも。
そうじゃなくてこうしたいんやけどな~って思ったら、迷わずにご希望を伝えてね!
- 弦巻 凛
- よろしくおねがいしまーす
- 藤堂 鉄
- とてもつよい
- GM
- ・自分の出ないシーンでは、すぐ応答できる範囲内であればスマホとか何をしてても大丈夫です。
けど~自分のシーンでは~なるべく集中して欲しいなと思ってるよ!よろしくお願いします~。
- 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
だが、世界は確かに変貌していた。
平和だった島の夜空を突如として襲った、謎の彗星落下事故。
美しい光芒は煌めき尾を引きながら、不吉な予兆を人に報せる。
嗚呼、美しいままであれ。どうか、変わっていかないで。
──君達に立ちはだかるのは、そんな誰かの切なる祈り。
──果たして流星が叶えるは、いかなる結末か。
ダブルクロス The 3rd Edition
「アステリズムに祈りを」
ダブルクロス。──それは裏切りを意味する言葉。 - 銀灯花島(ぎんとうかじま)
物語の舞台となる小さな島。人口約3000人規模。
満天の星空を見ることができるため、有数の天体観測の名所として有名である。
近年、付近の海底で大規模な熱水鉱床が発見され、開発が急速に進められている。
人員十名前後と極小規模体制ながらも、島を管轄する独立したUGN支部が活動中。
6時・12時・19時・21時台に、島とR市の海路を結ぶ定期連絡船が4往復出ている。
島とR市は連絡船で約45分の距離。そこそこな遠さ。 - ◇HO1 推奨ワークス/カヴァー: 高校生/高校生
シナリオロイス1: 片桐 麗奈(カタギリ レナ) ※性別変更可
推奨感情 : (P) 好意 / (N) 不安
シナリオロイス2: “ ” ※このロイスは判明するまでタイタス化・昇華できない
推奨感情 : (P) 憧憬 / (N) 不安
貴方はごく普通の天文部の高校生だった。
ペルセウス座流星群を数日後に控え、麗奈とふたりで天体観測に出掛けた、その夜。
突如ふたりに彗星が降り注ぎ、辺り一面を吹き飛ばす程の衝撃波に襲われる。
貴方は咄嗟に身を挺して麗奈を庇い、──人ならざる異能に目覚めるのだった。
- 佐藤 学
- えっと、自己紹介?します。名前は佐藤学、歳は17で高校2年生です。
- 家族構成はじいちゃんとばあちゃんがいて……あ、うん、両親は居ないです。
- でも結構甘やかされてるっていうか、構ってもらってるから寂しくないよ。
- 将来の夢は医者になって、島の病院に務めることです。
- あとはー……あ、これを読めって?えっと、シンドローム、は、ぶらむすとーかー、と……えぐざいる……あの、これなんですか?
- えっと、以上……です。よろしくお願いします。
- 藤堂 鉄
- とてもかわいいですね!
- 愉悦
- エリカ
- 純真なPC1だあ
- うるせえ俺はこの輝きを守るんだよ
- 弦巻 凛
- でも死ぬんすよね
- エリカ
- ウワアアーン
- GM
- ◆HO2 推奨ワークス/カヴァー: UGNチルドレン/高校生
シナリオロイス:HO1
推奨感情 : (P) 好奇心/ (N) 任意
貴方はR市に所属するUGNチルドレンだ。
ある日、銀灯花島UGN支部の支部長・御蔭 景(ミカゲケイ)から呼び出しを受けた。
彗星落下事故から生還した(HO1)という学生が保護され、オーヴァードとしての覚醒が判明したらしい。
事故はFHによって人為的に引き起こされた可能性があるようだ。HO1の保護観察を兼ね、地元高校に潜入し事故調査をせよ。
- 藤堂 鉄
- リザレクトリザレクト
- 佐藤 学
- 泣いちゃった…
- 藤堂 鉄
- 藤堂 鉄
UGNチルドレンとして活動する高校生。
身体をサイボーグ化されているが見た目は普通に高校生。
アメリカ米軍特殊部隊(おそらく在日米軍のテンペストの母体)に回収、オーヴァード機械化兵として改造、教育を施される高校生。
その後保護されUGNチルドレンとして再教育され、人としての生を再び歩み始める高校生。
一般常識はドポンコツな高校生。
- 藤堂 鉄
- こうか、こうか
- 佐藤 学
- ザ・PC2
- アメリカ軍こわない?こわ……
- GM
- こわいねえ…
- 藤堂 鉄
- アメリカ軍は大体くろまく
- カプコンもそういってる
- 弦巻 凛
- カプコンがそう言うなら仕方ないな
- GM
- ◇HO3 推奨ワークス/カヴァー: UGNエージェント/任意
シナリオロイス: 天野 光輝(アマノ コウキ)
推奨感情: (P) 連帯感/(N)任意
貴方はR市に所属するUGNエージェントだ。
銀灯花島UGN支部からの要請で、遺産“招星の天球儀”をR市UGN支部の管理施設へ護送する仕事を任された。
遺産の管理を受け持っている天野という名のUGNエージェントと共に、天文台の厳重な金庫を開けるが……。
“招星の天球儀”は既に無く、そこにはただ空洞が広がるばかりであった。
- 藤堂 鉄
- ヘリコプターをおとしておきます
- 弦巻 凛
- 思ったより名前濃くて見にくいなあ
- こんくらいでいいか
- エリカ
- エリカ・グローネンダール。UGN所属のエージェントですわ!
- 今の所属はR市でございますの。普段はファッションや美容系のインフルエンサーをしておりますわ~!
- 佐藤 学
- ゆうめいじんのひとだ……
- エリカ
- ……お騒がせセレブ?はて、誰のことかしら……
- 藤堂 鉄
- いんすたとTikTokとかですーぱーにちがいない
- エリカ
- 今回は銀灯花市の支部からの依頼を受けて、現地に向かっているところですわ~~!
離島!こんな時でなければバカンスで来てもよろしいかしらね~
- GM
- 島を有名にしてくれるにちがいない
- エリカ
- データ的なお話をしておきますと、バロールのピュアブリード。
支援に寄った性能ですが中の人がうっかりして時の棺は積んでおりませんわ~!お許しくださいまし~! - そんなところですわね。よろしくお願いいたしますわ~!
- 藤堂 鉄
- ウロボロスはいませんのよ!!
- 佐藤 学
- インフルエンサーとVチューバーがいる
- 先進的な卓だ
- ???
- ◆HO4 推奨ワークス/カヴァー: 任意/任意
シナリオロイス: “スターゲイザー ”
推奨感情: (P) 任意/(N)敵愾心
貴方はUGNに所属するオーヴァード、もしくはイリーガルだ。
依頼を受け“スターゲイザー”のコードネームで呼ばれるFHエージェントを追っている。
判明しているのはコードネームと、活動していると思わしき島の名前、ただふたつの情報のみ。
対象の陰謀を阻止せよとの指令に、少しでも手掛かりを求めて、銀灯花島のUGN支部を訪問する。
- 弦巻 凛
- 「弦巻 凛<ruby>(つるまき りん)</ruby>。探偵さ。
- 藤堂 鉄
- 自動販売機がこう、ドアのようにひらくんですの?
- 弦巻 凛
- テスト
- 佐藤 学
- そうそう
- 弦巻 凛
- いやですわ~~~~恥ずかしい
- 佐藤 学
- 何も見なかった
- 弦巻 凛
- ペットの捜索に不倫調査、怪盗の逮捕からオーヴァードの確保まで何でもござれ。
今ならなんと初回限定半額キャンペーン中!お気軽にご連絡ください!
- 佐藤 学
- えっ!?探偵さんだったんですか!?
- 弦巻 凛
- UGNからの要請で今回は銀灯花島に行くみたいだね……どうなるかな。
- えーとシステム的にはハヌマーンの音使い。かっこいいだろ?それじゃあよろしく。
- ……うっぱっぱー?なにそれ」
- 佐藤 学
- なんかクラスの女子が言ってますよ
- うっぱっぱーって
- エリカ
- ネットミームにしらばっくれていくPC3とPC4
アステリズムに祈りを
- 藤堂 鉄
- 映えですわ
【オープニングフェイズ】
- 弦巻 凛
- 可愛いねえ きっと素晴らしいVtuberなんだろうな
シーン1:「午後21時の天体観測」
- シーンプレイヤー:佐藤 学 登場可能PC:なし
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- . /bgm (BGMの名前)https://www.youtube.com/watch?v=aYKOc3-HOhg&list=RDEM3NI9F-46wleTwrYEHZnL1g&index=25
- /bgm (BGMの名前)https://www.youtube.com/watch?v=aYKOc3-HOhg&list=RDEM3NI9F-46wleTwrYEHZnL1g&index=25
- **
8月中旬。午後21時の、5分前。
今夜は、天文部の定期天体観測の日。
流星群の極大日には少し早いのだが、部長がどうしても、というので設けた日だ。
- おばあちゃん
- あなたは、自前の天体望遠鏡を担いで、いつもの待ち合わせの場所へと向かっている。
- 佐藤 学
- 「じゃあばあちゃん、行ってくるね!」
- おばあちゃん
- 「お~気をつけてくんだよお」
- 佐藤 学
- 望遠鏡を担いで自転車に跨る
- 藤堂 鉄
- くっ、いい子だ……かぼちゃの煮物おたべ…
- 幸い、夜空はよく晴れていた。宝石箱をひっくり返したような、星々の美しい姿がはっきり見える。
問題があるとしたら、ちょっとばかり暑い事ぐらいだ。あなたの首筋を、一粒の汗がつたい落ちた。
**
- 弦巻 凛
- チェック:✔
- 弦巻 凛
- 分からない機能あるからって試しに押すのよろしくありませんわね…・
- 藤堂 鉄
- つよい
- **
銀灯花天文台前の広場に辿り着くと、一人の少女が手を振っている。
天文部の部長、片桐 麗奈(カタギリ レナ)だ。
「あっ、きたきた。おーい!こっちだよ!」
- 佐藤 学
- 自転車を停めて、手を振り返しながら駆け寄る
- 藤堂 鉄
- あーSW用か
- 佐藤 学
- 「お疲れ。天気予報通りだね、このまま崩れないと良いけど」
- 藤堂 鉄
- SWはダイスの数が変動しませんわね~~修正めっちゃ入るけど
- 片桐 麗奈
- 「ほんとだね!どうぞ~今日はオレンジジュースにしてみたよ!」
- 広げられたレジャーシートの上には、冷たいジュースにたくさんのお菓子。
彼女との天体観測は、毎回夜のピクニックのようだ。
- 片桐 麗奈
- 「天野君も誘ってみたんだけど、また断られちゃった。今日も2人だけで観測だね。」
- 藤堂 鉄
- GMのなしたいようになすがよい、と神様もいうてる
- 佐藤 学
- 「ありがとう!いつも準備任せっきりでごめんね」
- 「ああ、光輝まただめだった?しょうがないな……」
- 片桐 麗奈
- 「ん-ん!いいのいいの!好きでやってることだもん!」
- 藤堂 鉄
- くそっ、青春ッ!!!!!!
- エリカ
- 青春卓の香りがしますわ~~~!
- 佐藤 学
- 「でも悪いよ、お金のこともあるし。今度お昼奢るね」
- そんなことを言いながら、望遠鏡を設置していく
- 藤堂 鉄
- くさやとかもちこんで台無しにしたいレベルの青春ッ!
- 佐藤 学
- www
- 片桐 麗奈
- 「私が冬に転校してきて部長になってから、まだ一度も部活には参加してくれてないなあ…」
- 「ほんと?!やったあ!ありがとね!」
- エリカ
- これね、ドバイで買いましたの。ひと匙でトベるやべージャム的ななにか……
- 弦巻 凛
- 警察に捕まらない?大丈夫?
- エリカ
- 合法ですわ!
- 片桐 麗奈
- 「あともう少しでペルセウス座流星群の極大日!その日こそは絶対に部員全員、3人で見ようね!」
- エリカ
- 詳しくは「鍋に弾丸を受けながら」をお読みください 超面白い漫画です
- 佐藤 学
- 「どうしたんだろうな、あいつ。妙に忙しそうだけど、何も話してくれないし」
- GM
- ※ほんとは今年は8月13日が極大日なんだけど~ずらしたよ~
- 佐藤 学
- 「ね!部活の年間行事の中でも一番の目玉だもの」
- 藤堂 鉄
- メタンフェタミンかなにかではなくて??
- エリカ
- 合法ですってばーー!
- 佐藤 学
- 設置を終えて、レジャーシートに腰掛ける。いただきます、とことわってオレンジジュースをもらった
- 藤堂 鉄
- コーヒーがあまいですわ
- 弦巻 凛
- オレンジジュースがあまずっぺーですわ!
- 片桐 麗奈
- 「そうだよね!前の学校は天文部無かったからなあ…とっても楽しみだよお!」にこにこ
- **
夏の大三角形の方面へ、ふたりで天体望遠鏡をセッティングする。
そうだ。
あなたは『宇宙猫座』の事を麗奈にも教えてあげよう、と思いついた。
- 弦巻 凛
- 宇宙猫
- この島では、都市部では見えないような細かい星も見ることができる。
『宇宙猫座』とは、それらをでたらめに繋ぎ合わせた自作星座のことだ。
麗奈が転校してくる前、去年の夏休み。夏の大三角形の少し下に、天野と との3人で作った――
――あれ?
たった1年前の事なのに、一緒に居たのが誰だったのか、何故だかまったく思い出せない。
- 藤堂 鉄
- これは学会に発表てきますわ(できますわ
- 片桐 麗奈
- 「んっ。どうしたの?大丈夫?」
- 佐藤 学
- 「ん……いや、なんでもない。ちょっと考え事しちゃっただけ」
- 片桐 麗奈
- 「そっかあ。体調悪かったら、無理しないでね?」
- 佐藤 学
- でたらめな星座をなぞる指をふっと止めてしまっていたことに気づいて、苦笑してみせた
- あなたは、天体望遠鏡を覗き込む。
夏の大三角形の少し下に目を凝らすが……確かにあった筈の『宇宙猫座』が崩れてしまっている。
この一年間で街灯りの規模が急速に大きくなった為か、暗い星が見えなくなってしまったようだ。
- 佐藤 学
- 「大丈夫大丈夫。心配ない……あれ、見えない星があるなあ……」
- 片桐 麗奈
- 「どーお?視界良好?」
- 「あ。街灯り。すごく明るくなったらしいものね……。去年とは見え方違っちゃうのかも。」
- 佐藤 学
- 「天気は問題ないんだけどね。まあ、それでも島が発展してる証と考えれば良いことだよ」
- 片桐 麗奈
- そんな会話をしていたその刹那。
――青白い光球が尾を引いて流れてくるのが視界に入った。彗星だ。
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- 佐藤 学
- できた
- 佐藤 学
- 「あれ?……彗星が来るなんて報道あったっけ?」
- 眩い光を放ちながら、彗星はどんどん、こちらへと近付いてくる。
やがて麗奈もその姿を肉眼で捉えたようだ。歓声が聞こえてきた。
- 片桐 麗奈
- 「凄いね~!とっても綺麗!」
- 「でも。そうだよね。こんなに大きな彗星の飛来、予想されてなかった筈なのに……」
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- 佐藤 学
- 「うん、綺麗、だけど……待って、軌道が――」
- 片桐 麗奈
最初は綺麗だな、と麗奈と一緒に見惚れていたあなた。
だが、周囲が明るく照らし出され始めるほどに、彗星は間近に迫って来る。
- 佐藤 学
- 「――逃げよう片桐さん!」
- 片桐 麗奈
- これはいくらなんでも近すぎる、と、あなたが思った、その瞬間。
脳裏に、確信めいた直感が駆け巡る。
――数秒後。あれがここに墜ちてくるんだ。と。
- 佐藤 学
- 片桐の手を取って走り出す。いや、間に合わない
- 片桐 麗奈
- 「え、え?
- このままでは、ふたりとも彗星に焼かれて死んでしまうかもしれない。いや、もう間に合わない。
どうせ間に合わないのであれば。せめて麗奈だけでも、どうにか助けられる方法は無いだろうか?
- 佐藤 学
- 取った彼女の手を体の前に引いて、抱き締めながら身を屈めた。
- 藤堂 鉄
- 天体衝突のエネルギーはすさまじい
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- エリカ
- 街一つ吹き飛びかねんのだよな
- 炸裂する彗星。響く爆発音。一帯に広がる熱と衝撃波。
……あなたの視界は、ゆっくりと暗転していった。
- 藤堂 鉄
- サイズにもよるけど核兵器クラスのエネルギーがさく裂しますわ
シーン2:「黒猫の領地」
- シーンプレイヤー:藤堂 鉄 登場可能PC:なし
- !SYSTEM
- 背景を削除 by GM
- 弦巻 凛
- 君の名はで集落ひとつまるっと消し飛ぶくらいだしなあ…
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- エリカ
- 懐かしいね君の名は…
- **
事件翌日。正午。
蝉の声。澄んだ青空。遠くで草刈り機が仕事をする音。
あなたはこの炎天下、地図を片手に、長閑な島の未舗装道路を歩いている。
- 藤堂 鉄
- 湿度と気温をかんじますわ
- 弦巻 凛
- ヴィイイイイイってしてる
銀灯花島UGN支部の支部長・御陵 景(ミカゲケイ)から呼び出しを受け、
あなたはR市から定期連絡船に乗り、はるばるこの島を訪れたのだった。- しかし、頼りの手書き地図の出来栄えが酷い。この道は先程も通った気がする。
スマートフォンの地図アプリを開いてみても、今立っている道が載っていない。
近年急速に開発された島のせいか、道の情報の更新が追い付いていないようだ。
あなたはどうやら、完全に道に迷ってしまった。
**
- 藤堂 鉄
- /er
- 1D10 → 4 侵蝕:36 [+4]
- 藤堂 鉄
- なるほど
- 藤堂 鉄
- ざくざくと、砂利と土とほんのりコンクリの道を歩き、額にのみ汗はかけども表情には一切出さず
「……迷った?」
- 周囲には、疎らですがおじいちゃんおばあちゃんの人通りもありますね。
- 藤堂 鉄
- バッテリーは残り少ない、周囲を確認、いまおばあちゃんが遠くでスクーター乗って走ってった
- 「…こういうときは交番をあたれ。と聞いてますけど。交番…交番とは」
- おばあちゃん
- 「あらあ。見ない顔だがね。お嬢ちゃんどこからきなさったん?」
- 藤堂 鉄
- 道が判らぬ、歩くしかないと思ったところお声が。素早く振り返り。背中は危ない
「ん……R市から。こういう場所と建物、ご存知ありませんか」
- 藤堂 鉄
- 俺の後ろに立つな
- 藤堂 鉄
- 出来の悪い地図を見せます、しわしわです
- おばあちゃん
- 「ほおーまたハイカラなとこから来たねえ。どれどれ。」
- 「あー。この場所はあれかえ。黒猫領だあね。」
- 「黒猫の縄張りなんよ。賢い猫でな。まるで人の言葉が分かっとる風じゃわ。」
- 「貨物用コンテナがぽつんとあるだけで、なーんもないで?それでもええの?」
- 藤堂 鉄
- 「賢い猫。いえ、待ち合わせのようなものだと思うので、それで良いです」
- おばあちゃん
- 「そうかえ。ほならね……。」と正しい道順を指し示して教えてくれました。
- 藤堂 鉄
- 「ありがとうございます、ご婦人」ぺこり、と直角に一礼。
- 藤堂 鉄
- ブンッていいそうなおじぎ
- おばあちゃん
- 「あらあらまあまあ礼儀正しい!気を付けていくんよ~」微笑みと共に去っていった
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- 藤堂 鉄
- 「……現地人は心優しい、覚えた」
- 藤堂 鉄
- ネコガサビテルー
- **
道を進むと、やがて、少し開けた場所に出た。
貨物用コンテナがぽつりとひとつ、放棄されているように見える。
……地図が指し示すのはこの場所のようだ。 - 手書き地図には、9628という、4桁の番号が書き添えられている。
R市UGN支部の職員が言うには、これが銀灯花島UGN支部への入室の鍵だそうだが。
開閉部らしき場所を見れば、頼りなさげなダイヤル式南京錠が引っ掛かっている。
下部には小動物が通れそうな小さな穴まで開いているようだ。
――ここまでセキュリティ面がおぼつかないUGN支部も珍しい。
**
- 藤堂 鉄
- 「一般人でも容易に進入が可能なセキュリティもどうかと思うけど」ぐるっとまわって人気がないのを確認しつつ、錠に取り掛かります。カチカチ
- 9628とダイヤルを合わせてみると、カチリという軽い音と共に南京錠は外れた。
- 藤堂 鉄
- コンテナの恐らく扉であるであろうところを、手でギギギギ、と開きます
- あなたがコンテナの開閉部分を開いた瞬間。
- ???
- 「随分遅かったな。迷ったか?」
- 渋い壮年男性の声が、足元で響いた。
- 視線を落とせば、小さな黒猫が一匹。
- GM
- CV中田譲二
- 譲治 でしたわ
- 藤堂 鉄
- しゃがみこんで猫をみつつ
- 御蔭 景
- 「おう。あんま見つめないでくれ。照れる。……銀灯花島UGN支部の支部長、御蔭 景だ。よろしくな。」
- 藤堂 鉄
- 「慣れぬ道でしたので。遅くなり申し訳ありません」猫には動じない。そうUGNチルドレンだから
- 弦巻 凛
- 照れるって感情あるんだ 可愛いね 写真撮りたい
- 御蔭 景
- 「いやいや、気にしないでくれ。こんなクソ暑い中、立ち話もあれだ。奥にどうぞ。」
- 藤堂 鉄
- 「奥があるんですか」あるんですか
- 御蔭 景
- 「あるとも。こっちだ。階段降りてくぞ。」
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- **
コンテナ内部には、地下へと続く階段があった。
しっぽをぴんと立てて先導する御蔭の後をついていくと、空調の効いた広い空間に出る。
全体的にレトロな調度品が設えられたそこは、銀灯花島UGN支部。
3名くらいの職員が、取り立てて忙しそうでもなく仕事をしていた。
- 御蔭 景
- 「おーい、誰か麦茶出してやってくれ。」
- 御蔭の呼びかけに、ひとりの職員が立ち上がる。
少し待つと、氷入りの麦茶のグラスがあなたに提供されるだろう。
- 御蔭 景
- 「一応、地元民に発見された時のカヴァーとしては、地元情報フリーペーパー『黒猫だより』の編集部、だ。」
- 「幸い島は未曽有の大発展期。毎月新規オープンする店や建物だらけだ。書くネタには事欠かないよ。」
- GM
- 毎月ちゃんと発行してるらしいよ
- 藤堂 鉄
- 「フリーペーパー。人員の流入も激しいのですか」麦茶を戴きつつ
- 御蔭 景
- 「だな、特にこの一年間で一気に増えたよ。事件が増えないことを祈るばかりだ。」
- 「さて、本題だ。」
- 「昨晩、島の天文台前広場に彗星が落下した。
地元高校の天文部の学生2名がこれに巻き込まれ――うち1名がオーヴァードとして覚醒。
現在は、島内の病院で両名とも入院中だ。幸いどちらも軽傷。命に別状は無い。」
- 佐藤 学
- こわいね 誰のことだろうね
- 御蔭 景
- 「この彗星落下事故、断言するが自然災害では無い。
オーヴァード絡み……それもうちで管理する"遺産"絡みの事案である可能性が極めて高いんだ。
君には、新規オーヴァード覚醒者の保護観察と、当該事件の調査を依頼したい。
……まあ、十中八九、FHの仕業だ。その線であたってみてもらえないだろうか。」
- 藤堂 鉄
- こわいねー!!!
- 藤堂 鉄
- 「──彗星の衝突で、島も村も存在している以上、災害ですらないことは理解しました。任務にあたります」
- 御蔭 景
- 「ありがとう。一人では荷が重いだろう。R市に所属するUGNエージェントが、もう一人ここへ派遣されてきているんだ。
そちらには"遺産"調査の仕事を任せているが、一段落つき次第、手伝ってもらえるように手配しよう。」 - 「……後はそうだな、猫の手も借りたい状況だ。新規覚醒者君にも、できる範囲でお手伝いをしてもらおうか。
ふむ。もう一人くらいサポートが居て欲しいが……。イリーガルを捕まえられないか、試してみるよ。」
- エリカ
- まがねちゃんのことをお
- 【✔:知ってる】
[×:名前だけ,知らない] - 知ってた。ので私は合流シーンでは知っているテイでRPしますわ
- 反応はお任せいたしますわ~!
- 藤堂 鉄
- 面白そうな方向でごにょごにょしますわ
- 御蔭 景
- 「地元高校への転入手続きはこちらで済ませておいた。今晩から学生寮が使えるようになっている筈だ。
ま、今は夏休み期間だからな。学校で情報収集にあたるとしたら、直近は明後日15日の登校日になるだろう。」
- 藤堂 鉄
- 「ありがとうございます」言葉少なに一礼。
- 御蔭 景
- 「何か高校関連で分からないことがあれば、天野って奴を頼るといい。うち所属のエージェントだからな。
学生寮内など、できる範囲内で先行調査を開始しておいてくれ。よろしく頼んだぞ。」
- 藤堂 鉄
- もう一度一礼をして。
- 御蔭 景
- 「新規覚醒者くんの回復を待って、他メンバーとの顔合わせの機会を設けるよ。その時に改めて話そう。」
- 藤堂 鉄
- アクションとしてはこれくらいかしら
- だいじょぶですわ
- 御蔭 景
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- 御蔭 景
シーン3:「“招星の天球儀”」
- シーンプレイヤー:エリカ・グローネンダール 登場可能PC:なし
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- 無題
- 御蔭 景
- **
同刻。銀灯花天文台。
あなたもまた、散々手書き地図に迷わされながら、どうにかこの場所に辿り着いた。
広場には彗星落下事故の際に出来たであろう、大きなクレーター跡が残っている。
立ち入り禁止テープが張り巡らされているが、あなたは構わずに進入していった。
今日、あなたがここを訪れた理由はただ一つ。
銀灯花島UGN支部からの要請で、"遺産"をR市UGN支部の管理施設へ護送するためだ。- 臨時休業中の筈の天文台施設。割れた自動ドアが、すーっと開いて、あなたを迎え入れる。
がらんとしたエントランスホールには、高校生だろうか、一人の少年があなたを待ち受けていた。
**
- エリカ
- では登場ですわ
- 1D10 → 3 侵蝕:38 [+3]
- ???
- 「随分遅かったですね。地図を書いてR市支部に送付しておいた筈なんですけど……。」
- 藤堂 鉄
- 10が二かいぐらいごろーっと
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- エリカ
- 差していた日傘を閉じ。額の汗をハンカチで拭う。
「……失礼、少々お待たせしてしまいましたわね」
- 天野 光輝
- 「まあ、大丈夫です。エリカ・グローネンダールさんですよね。お手数ですが、身分証を拝見させて下さい。」
- エリカ
- 「いただいた地図からまた商店街前の道が変わりましたの?
通りがかったご老人にご案内していただかなかったら、痛恨の遅刻をかましていたところですわ……」 - 「と、天野様ですわね?お話は伺っていますわ」身分証を手渡す。
- 天野 光輝
- 「え? ああ……そうか。またあの辺の道が変わってたんですね。と。ありがとうございます。」
- 「はい、確認取れました。ありがとうございます。
本日同行する、銀灯花島UGN支部所属エージェント、天野 光輝です。」
- エリカ
- 「ええ。まだ工事が続きそうだ、と仰っていましたわ」
ついでにくださったアイスもとても美味しゅうございましたわ。あとで買おうかしら…
- 天野 光輝
- 「そうでしたか。……本日はどうぞよろしく。"遺産"はこちらです。」先導をはじめながら
- エリカ
- 「はい。こちらこそ。改めて、エージェント・“暴風の目”、到着いたしました。」
よしなにどうぞ、と微笑みかけて。後についていく。
- 「Staff Only」の字が躍る扉のセキュリティを、天野がカードキーで解除する。
長い一本道の通路を連れ立って歩くがてら、"遺産"の概要が語られた。
- 藤堂 鉄
- とてもえらい
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- 無題
- 天野 光輝
- 昨年秋。大規模集合住宅・109号棟の建設工事の過程で、当該"遺産"は発掘されました。
"遺産"の名称は“招星の天球儀”。その名の通り星を、彗星を呼び出す権能を持ちます。」 - 「現在に至るまで銀灯花島UGN支部が管理保全を行ってきましたが……表を見ましたよね?
あのクレーターを作った彗星落下事故、"遺産"に共鳴して発生した可能性があります。」
- エリカ
- 「なんというか、ずいぶんとまた……危なっかしいものが発見されましたことねぇ」言葉の割に、口調は暢気なものだ。
- 天野 光輝
- 「ええ本当に。」
- 「もちろん、みだりに能力が迸らないよう厳重な封印が施されている筈なのです。が……。
現実にこのような事故が発生しています。惑星配列など、何らかの条件が重なった可能性もある。
あるいは、FHが"遺産"の存在を知り、未知の手段で干渉してきたというケースもあり得えますね。」 - 「この島の設備では、調査に限界があります。そこで、あなた方R市支部のお力を借りたいのです。」
- 藤堂 鉄
- オルクス/バロールとかかなぁ、遺産
- エリカ
- 「調査の有無を判断するのはわたくしではございません、が」
「とはいえ、保管と管理に関しては、R市支部で受け持つことに、おそらく異論はございませんでしょう」
「彗星がまともに衝突なんてしたら、それこそ人類滅亡の危機ですもの」
- 天野 光輝
- 「こちらとしても、それを一番危惧しています。」ひとつ頷きながら
- 「あ。何故支部の建物でなく、一般人も行き交うこの天文台に遺産があるのか、については、その……。
うちの支部は、ちょっとだけセキュリティに難があるんです。ここが島で一番厳重なんですよ。」 - 「この天文台の運営をしているのは、UGNの息が掛かった団体ですので。そこら辺はご安心下さい。」
- !SYSTEM
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- 無題
- エリカ
- 「広場のクレーターも、規模の割に警備が薄いなと思いましたが…そういうことでしたのね~」ひらひらと話しながら、一歩ほど後ろをてってこと歩いていく。
- 「……行き止まり。ということは、こちらですの?」
- 弦巻 凛
- セキュリティは難があるとかどころじゃない気がするのだ
- 天野 光輝
- 「ええ、こちらが保管している金庫になります」
- 藤堂 鉄
- なんならカギ開けなくても蹴破れるレベルなのだ
- **
やがて、通路の突き当りに辿り着く。そこには、物々しい造りをした大金庫が鎮座していた。
天野が複雑なダイヤル操作で、金庫の鍵を開けていく。がちゃり、と重たい開錠音が響いた。 - 分厚く重たそうな金庫の扉が、ゆっくり、ゆっくりと開け放たれる。その中には――
――何も、無い。
**
- 藤堂 鉄
- 足生えてにげだしましたの???
- エリカ
- 「…………ふうん」空っぽの空間を見つめて。「ございませんわね?」
- 天野 光輝
- 「え。そんな……!!!」
- エリカ
- 大して慌てるふうでもなく。微笑みを浮かべて天野を見る。
- 天野 光輝
- 「一昨日、俺が定期点検を行った際には、"遺産"は確かにここにありました。
防犯システムに一切検知されず、このセキュリティを破るなんて常人には不可能です。
……こんな犯行ができるのは、まずもってオーヴァードしかいないでしょうね。」
- エリカ
- 「一昨日。昨日は見ていらっしゃらないと?」
- 天野 光輝
- 「ええ。いつも決まった曜日、7日おき点検なんです」
- エリカ
- 「なるほど。定期点検、と仰るなら。担当されている貴方がこの遺産の管理者ですわね」
- 藤堂 鉄
- カメラとかございませんこと?
- エリカ
- 「となると──あらあらあらあら」おほほ、と頬に手を当てて。
「この場で一番怪しいのは、貴方ということになりますわね。天野さん?」
- 天野 光輝
- 「…そう仰られても仕方がない事態かと。一応、監視カメラ映像を確認してみましょう。」
- 藤堂 鉄
- エフェクトでどうとでもできてしまいますものね=
- あなた達は、警備室へとやってきた。
- 天野 光輝
- 「ええと、一昨日から昨日にかけての映像は…… は?」
- エリカ
- 「とはいえ天文台というれっきとした施設ですから──それなり以上の警備システムは敷かれているでしょうが」
- 「どうしましたの?」後ろからのぞき込む。
- 昨日夕刻の防犯カメラ映像には、天野らしき人影が“招星の天球儀”を持ち出している姿が映っている……
- エリカ
- 「あらあら」
- 「あらあらあらあら~」
- 「いや、そんな……どういうことだ? ……昨日のこの時刻、俺は支部に詰めて今回の"遺産"護送の準備を進めていました。
支部長他、複数人のエージェントとも会っていますから、彼等からも俺が居たという証言は得られると思います。」
- 藤堂 鉄
- エグザイルかしら
- エリカ
- 「支部側のカメラか何かでそれが証明できれば、確実ですわね」
- 天野 光輝
- 「すみません、うちの支部に監視カメラは……」
- 「そもそも。今ここにこうして話している俺が、本物の『天野 光輝』なのか? という懸念も出てきます、よね。
この俺が複製体、あるいは何らかのレネゲイドビーイングではないか、誰かの擬態ではないか、という事です。」
- 藤堂 鉄
- ないんだぁ
- エリカ
- 「仰る通りですわ」「むろん、無暗に疑いたくないという気持ちもございますけれど」
- 「ただ、物が物ですし、起きている事態が事態ですわね」どうしましょうかしらコレ。
- 天野 光輝
- 「判別する方法はあります。この天文台の地下には、オーヴァード研究の為の生体スキャナーが存在するんですよ。」
- 藤堂 鉄
- ここはとてもハイテクですわ
- 天野 光輝
- 「複製体といえどもオリジナルとは別個体。あらゆる数値で100%の一致率を示す、という事はまず起こり得ません。
UGNに登録されている『天野光輝』のオーヴァード識別情報と、スキャナーに表示された情報が完全一致したなら。
今ここに居る俺が、『天野光輝』本人であるという保証になると思いませんか。」
- 藤堂 鉄
- 支部にもハイテク機器ほしいですわ
- もうFAXから解放されたいですわ
- エリカ
- 「もちろん試してみる価値はありますわ。拝見しましょう」
- 天野 光輝
- 「ありがとうございます……早速、行ってみましょう。」
- あなた達は、最寄りの階段を降りて、天文台地下へと足を踏み入れる。そこは、研究施設の趣のある階層だった。
何台もの複雑そうな大型機械に、薬品棚、そして……ジャームとなった者を凍結していると思わしき冷却ポッドが並ぶ。
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- 藤堂 鉄
- 要チェックや
- それらを通り過ぎ、天野が一台の機械の前で足を止めた。何やらタッチパネルを操作している。
やがて、セッティングが完了したようだ。寝台のような造りをしたスキャナーに、天野が横たわった。
- エリカ
- 「…………」周囲の様子を横目で伺いつつも、天野の様子を見守り。
- 更に天野は、手持ちのタブレット端末を操作し、UGNデータベースから『“銀星の観測者”天野光輝』の情報を表示させて、あなたに手渡す。
- 天野 光輝
- 「ご確認お願いします。」
- エリカ
- 「ええ」タブレットの情報を見つめ。
- 「そういえば。この島にUGN支部が設立されたのはいつでしたかしら」
- 天野 光輝
- 「30年前だったかと。」
- 低い起動音が響き、生体スキャナーは稼働を始めた。やがてモニターに情報の羅列が現れる。
――それら全てが、あなたが手にするタブレット端末に表示されている『天野光輝』の情報と、100%合致した。
- エリカ
- ずいぶん古いんですのねえ……という顔をしながら、それ以上は何も言わず、画面を見ている。
- 天野 光輝
- 「……どうでしたか?」
- エリカ
- 「問題なくすべて合致いたしました。システムエラーを吐いているような様子も……ありませんわね」
- 天野 光輝
- 「……良かった。自分が自覚無き複製体だったら、どうしたらいいかと考えを巡らせてしまいました。」
- 弦巻 凛
- よかったね本人で
- 藤堂 鉄
- よかったよかった
- 天野 光輝
- 「とりあえずの応急的な処置になりますが……俺の左手首に、この油性マーカーで星を描いておきます。
これがある俺はちゃんと『天野光輝』ですので。覚えておいて下さいね。」カキコミ
- エリカ
- 「一朝一夕に複製体が用意できたら、それはそれで大事件ですわ」タブレットを返す。
- 天野 光輝
- 「それもそうですね。……本当に申し訳ありません。こんな事態になってしまって。管理を受け持っていた俺の責任です。
明日正午、他の人員を含めて、一連の事件解決の為のブリーフィングを行いたいと思います。どうか、ご出席をお願いします。」 - タブレットを受け取りつつ。
- エリカ
- 「いいえ?こうなってくると、相手があなたをひとつ上回っただけ、のように思えてきますから」
- 「こちらこそ疑って申し訳ありませんわ。引き続き、よろしくお願いいたしますわね」
- にこにこと微笑んだまま右手を差し出す。
- 天野 光輝
- 「そう言われるのも複雑な心境ですが。…いえ、こちらこそよろしくお願いいたします。」
- 握手に応じて
- エリカ
- シナリオロイスへの感情決めておくね。P)連帯感✓/N)不信感 で。
信じてあげたいけれど、今後見つかる情報次第では、まだ100%信用はできませんわね…ってかんじ。
- 藤堂 鉄
- そうるそう
- 天野 光輝
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- エリカ
- 尺取り鹿さん
- 藤堂 鉄
- 良きコントロールちからですわ
シーン4:「謎めいた依頼」
- シーンプレイヤー:弦巻 凛 登場可能PC:なし
- !SYSTEM
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- 無題
- !SYSTEM
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- https://www.youtube.com/watch?v=AweR6hihsBE100%
- 藤堂 鉄
- とてもおしゃんてぃですわ
- 藤堂 鉄
- きましたきました
- **
同日夕刻。R市。某コーヒーショップ。
焙煎された豆やミルクの芳香が漂うこの場所で、あなたはもう1時間も依頼人を待っている。
オーヴァード絡みの依頼をしたい、この日時にこの店に集合で。とメールが来たのが数日前。
依頼人の身元も、依頼したい内容も、何もかもがまだ不明。そして無連絡のこの遅刻である。
端的に表現してかなり胡散臭いのだが、報酬がかなりの高額であるという点は魅力的だった。
もうそろそろ帰ってしまおうか、それとも何か追加のオーダーをして、もう少しだけ待とうか。
あなたが悩み始めた頃合を見計らっていたかのように、あなたの端末が着信音を鳴らし始めた。
**
- 弦巻 凛
- 1D10 → 8 侵蝕:38 [+8]
- 藤堂 鉄
- 手動ミルでサイレント挽ですわ
- ちなみに非通知ですね。
- 弦巻 凛
- たぷたぷとスマホをいじりながら、何度もメールに書かれている時間を確認する。
名乗らないし依頼内容も先に言わないし時間守らないし何やこいつそろそろ帰るぞと思い始めると、タイミングよく非通知の電話が入る。 - 「はい弦巻探偵事務所、弦巻です」
語尾をやや荒げながら電話に出た。
- ???
- 「うっぱっぱー! いやまじでごめん今起きたんよ~。目覚まし叩き割ったみたいなんだよね。」
- 藤堂 鉄
- いたしかたござらぬ
- 逆鱗をさかなでしていくぅ!
- ???
- 「向かうの怠いしさ、もう電話で話すね。ほらほらワーディングしてワーディング~。」
- 弦巻 凛
- 「は?」キレながらも聞かれないようにワーディングする。なんやこいつ。
- 藤堂 鉄
- すごく電話をきって席を立ちたい具合ですわ
- もしや長年の友達だっただろうかと錯覚させるような調子で、そんな事を告げてきた依頼人。
音声は加工されているようで、妙に甲高くキンキンとしていた。周到な身元割れ対策である。
特徴的な口調で全部台無しになっている気もするが。いや、あるいはわざとなのかもしれない。
ともあれ、あなたは依頼人の話に耳を傾ける。
- ???
- 「えーっとお。どっから話せばいいんだろ。あんたって、手を出した依頼が思いの外ヤバだった経験ある?」
- 弦巻 凛
- 「思いの外ヤバだった経験ですか。そこそこありますね。そう言ったご依頼でしたら出来ればあってお話したいのですが」
- 弦巻 凛
- 直接顔見せろやぁ……
- ???
- 「おっ、こころづよ!まあできれば逢って話したかったけどさ、やだよもうめんどいもん。
こっち今まさにそんな感じなんだよね!それはちょっと~聞いてないですね~そこまでのあれはちょっと~って感じだったの。
ま、運よく直前に色々と知れたから色々できたのはいいとして、俺一人ではこれ以上どうにもなんない。正直お手上げなのよ。」
- 弦巻 凛
- 「会えないのに関してはあなたが寝坊しなければ良かった話では?」はああああ、とわざとらしくため息。
「はあ、ここで文句言っても仕方ないか……色々知れたってことは情報はお持ちで?詳しくお話聞かせていただけますか?」
- ???
- 「まあそれはそうなんだけど~寝坊しちゃったもんはもうどうにもならんよね。」
- 「情報?もちろん持ってるけど。でもあんま説明してる猶予なくって。」
- 「簡潔に言う。銀灯花島に居る“スターゲイザー”というコードネームのFHの陰謀を阻止してほしい。」
- 「んじゃそういうことだから!!! 着手金振り込んだんで確認してね♡ よく使ってる方の口座だよ♡
あっ、あとさ~、今度の配信でダーリンダンス歌ってほしいな~! 青スパぐらいはするから! よろしくよろしくぅ!!!」
- 弦巻 凛
- ざかざかと乱雑にメモを取る。
- ぷつり、とそこで通話は途絶える。
- 弦巻 凛
- 「は?いや情報それだけ?いや待ってダーリンダンスってあなたどこまで知ってあっ」
- 切れた
- 「…………この野郎!!!!!!!!!!」テーブルを殴る。痛い。
『銀灯花島』『“スターゲイザー”』……たったふたつの手掛かりから、あなたは依頼を遂行しなければならない。
まずは、銀灯花島UGN支部に協力を要請し、アポイントメントを取る必要がありそうだ。
幸い、以前一緒に仕事をしたことがあり、あなたは支部直通ダイヤルの番号を知っている。
- 藤堂 鉄
- コチュジャン
- 佐藤 学
- 弦巻 凛
- 反作用で手が痛い。オーヴァードのくせに。
銀灯花島UGN支部への電話番号を呼び出して、通話ボタンを押す。
- UGN職員
- 「――はい、こちら銀灯花島UGN支部。声紋認証を行います。はっきりとした発声であなたのコードネームをどうぞ。」
- 藤堂 鉄
- うそだぁ
- ウソダァァァアァアアアアア
- 感動した
- 弦巻 凛
- 「『黒蜥蜴』弦巻凛」
- UGN職員
- 「確認致しました。ご無沙汰しております“黒蜥蜴”弦巻凛様。本日はどのようなご用件でしょうか。」
- 藤堂 鉄
- ノイマンが聞き取っているのかもしれない
- 弦巻 凛
- 「あー……」スターゲイザーのこと言っていいのかな、と一瞬迷ったがどうせ後で情報は共有する必要がある。
「”スターゲイザー”ってFHが、そちらで何か企んでるというタレコミがあった。その事について相談がしたい」
- UGN職員
- 「……“スターゲイザー”ですか?
弊支部にも、同コードネームのエージェントが、ひとり所属しておりますよ。」 - 「彼に限ってとは思うのですが……。承知しました。念の為、対象に警戒されないよう、来訪理由についてはぼかしておきましょう。」
- 「御用件についても了解です。ただですね、とある事件の発生で、少々こちら立て込んでおりまして。」
- 弦巻 凛
- 「お願いします。私もすぐそちらに向かうので……事件ですか」
電話の傍らもう一つの端末で船便やらなにやらを調べている。
- 藤堂 鉄
- おんどれスターゲイザーめ!
- パイにしてやるど
- エリカ
- パイにしてやりましょう
- 弦巻 凛
- お父さんもパイにしよう
- UGN職員
- 「ええ。お力添えを頂けますと大変助かります。詳細はご来訪頂いた際に、支部長のほうからご説明を致しますね。
支部長が本部に在室しておりますのが、明日の正午以降となっておりますので、その頃合いにお越しください。」
- 藤堂 鉄
- これがスターゲイジー・パイや!
- 弦巻 凛
- 「明日の正午ね……」メモを取りつつ
- 藤堂 鉄
- パイの中身そのものは魚と乳製品のパイだからふつうだとおもいます
- 19時台の便には間に合いそうにないが、21時台の定期連絡船にはまだ間に合いそうな時間だ。
- UGN職員
- 「以前とは周辺の道がかなり変わっております。地図画像をメールにて添付致しますので、ご確認ください。
キーコードは変わらず9628です。所定の手順にてご入室下さいませ。それでは、お待ちいたしております。」
- 藤堂 鉄
- 発展してきたから便もふえたんやなぁ
- 今回の地図画像はすごくちゃんとしたやつですね
- 弦巻 凛
- じゃあ21時のにしよう。予約ポチー。
「ふむ?了解しました。では明日伺うので……あほんとだ、随分変わってる」地図を見ながら
- 藤堂 鉄
- 波あらそう
- 弦巻 凛
- しかし相変わらずセキュリティがガバだなというのは口に出さないでおく。
- UGN職員
- 「迷いやすいようですので、ご注意を。それでは。」通話は切れました。
- 弦巻 凛
- 電話を切る。時間はあるけど準備があるのでのんびりはしてられない。
会計をして店を出ましょう。
- それでは、あなたは定期連絡船に乗り込んだということで大丈夫でしょか。
- 弦巻 凛
- です。
- **
あなたは定期連絡船を降りて、銀灯花島の港に降り立つ。
同じ便に乗っていた数名が先行く姿を見送り、この島唯一の宿への道を思い出していた。そんな時。
- !SYSTEM
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- ふうっと。風に流れて、ひとかたまりの赤い霧のようなものが、あなたの前へと漂ってくる。
- 藤堂 鉄
- 不穏!
- その赤い霧は、あなたの身体を包み込んだかと思うと、あなたの髪をもみくちゃに乱してきた。
ひとしきりあなたを弄んだ後、赤い霧は現れた時と同様に、唐突に霧散して消えていったのだった。
**
- 弦巻 凛
- 「……」髪の毛を整える。何だ今の。
- 敵意が無かった……というよりは、遊ばれてるような気はする。
- 赤い霧がやってきたであろう方向に目を向ける。今は何もない。
- 「何だってんだよ……」歓迎されてるんだかされてないんだか。首を傾げながら、地図を頼りに宿へ向かう。
- !SYSTEM
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- 藤堂 鉄
- 合流とリサーチとでサクサクやれれば戦闘こぎつけるかしらかしら
- よろしくおねがいしますします
- おつかれさまでした
- 佐藤 学
- あ
- 退室せずに
- 弦巻 凛
- お疲れさまでした~ところでログって残るタイプですの?
- 佐藤 学
- そのままブラウザとじてね
- 残りますわ~
- GM
- せやそっからいけるからね
- 藤堂 鉄
- 優秀ですわ
- 弦巻 凛
- かしこまりました~ありがとありがと 残るの助かる
- 佐藤 学
- ほいではおやすみ