- 佐藤 学
- いっちばーん
- GM
- はやお
- 弦巻 凛
- お邪魔致しますわ
- GM
- 本日もよろしくですわ!
- 佐藤 学
- しっとりと待てていい曲だ
- GM
- この弾いてみたのひと好きやねん
- アレンジ具合がね、絶妙
- 藤堂 鉄
- ギリギリになってしまいましたわ
- GM
- ナイススライディング
- 弦巻 凛
- 間に合えばセーフですわよ
- 藤堂 鉄
- ズサーッ
- エリカ
- シーカ
- GM
- おっそろいましたわ
- ボイチャにもおこしやーす
- !SYSTEM
- レディチェックを開始 by エリカ
- チェック:✔
- 佐藤 学
- チェック:✔
- エリカ
- チェック:✔
- 藤堂 鉄
- チェック:✔
- 弦巻 凛
- チェック:✔
シーン5:「ささやかな宴」
- シーンプレイヤー:佐藤 学 登場可能PC:他全員
- 藤堂 鉄
- お嬢様の脳みそが寒天になってしまわれましたわ…
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- 弦巻 凛
- 脳みそぷるっぷるですわ
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- **
翌日。正午すこし前。
銀灯花島・南部商店街のすこし外れにある病院。その病床の一室。
あなたは、今朝方ようやく意識を取り戻した。
何故、ここにいるのか。あなたにはまったく身に覚えがない。
覚えているのは、あの夜、天体望遠鏡を担いで家を出たところまで。
そこから、何がどうしてこうなっているのか、ぽっかりと空白ができてしまったようだった。
- 佐藤 学
- 1D10 → 4 侵蝕:38 [+4]
- 藤堂 鉄
- 波乱のかおりですわ!!
- 怪我もない、意識もはっきりしていますね。
- 佐藤 学
- ぼんやりと窓の外を見る。何でここに居ないといけないんだろう……
- 熱中症にでもなったんだろうか……と思い出そうとするものの、何も思い出せない
- 医者
- 「やあ、佐藤君。身体の調子はどうかな?」
- 佐藤 学
- 「はあ、えっと……自覚症状はなにもないです……」
- 人当たりの良さそうな笑みを浮かべた、かかりつけの先生がやってきた。
- !SYSTEM
- エリカが入室しました
- 「そうか、よかったよかった。『検査』も問題なく終了したからね、もう退院しても大丈夫だよ。」
- 佐藤 学
- 「あの……何の検査だったんですか……?俺、どこかで倒れたんでしょうか……」
- 医者
- 「おっと。そうか、記憶がないんだったね。昨晩、君はお友達と一緒に派手な事故に巻き込まれたんだよ。」
- 佐藤 学
- 「友達、って」
- 「誰なんですか、その子は無事なんですか!?」
- 医者
- 「片桐さんだよ。3階の病室にいるんだけれど、そちらも無事だよ。君が身を挺して庇ってくれたおかげで、ね。」
- 「ただ、あちらはもう少し安静にして容体を確認する必要があるから、今日一杯は入院になるだろうけど。」
- 佐藤 学
- 「俺が、片桐さんを……庇って……」全然思い出せない。
- 「あの、どういう事故だったんでしょうか」
- 医者
- 「うーん。僕から言えるのは、ここまでなんだ。その内、お迎えがあるから。その人に質問するといいよ。」
- 「それじゃ、どうぞお大事に。」
- 先生は、いつもの微笑みをそのままに、ゆったりとした歩調で去って行った。
- エリカ
- 銀灯火支部ゥ!っていまPLは言ってる
- 佐藤 学
- 「え、お迎えって」
- 立ち去られてしまった……
- 身の回りを確認します。服とか持ち物とかは?
- 昨晩身に着けてたものぐらいですね。そう多くは無いのですぐ纏められちゃいます。
- 望遠鏡は…おなくなりになったかと…
- 佐藤 学
- 望遠鏡がない……不安……
- 藤堂 鉄
- 望遠鏡ーッ
- そうしていると、同じ天文部の仲間であり、幼馴染の天野が顔を出してくる。
- エリカ
- 何かがあった感は満載なのに一切説明がないのかばいとう
- 天野 光輝
- 「よう。災難だったな。」
- エリカ
- コノヤロウ
- 佐藤 学
- 「あ、光輝……」
- エリカ
- ゆきお「天野ォ…この野郎ォ…」
- メモっとこ
- 何故か左手首にでっかい星のマークをつけてますね。
- 佐藤 学
- 「ねえ、俺なんか事故に遭ったみたいなんだけど……何か聞いてる?」
- 藤堂 鉄
- そんな星形のアザみたいな
- 佐藤 学
- 手首に何書いてるんだろう、とは思いつつ
- 天野 光輝
- 「ああ。彗星落下事故だったんだ。何にせよ、……生きててくれて良かったよ。」
- 佐藤 学
- 「は!?彗星が落下!?」
- エリカ
- クソデカ声の佐藤くん
- 天野 光輝
- 「天文台前の広場が吹き飛ぶぐらいの規模だった。お前が『覚醒』しなきゃ今頃はきっと…死んでたよ。」
- エリカ
- おやァ?
- おやおやおやおや
- 藤堂 鉄
- 天野くんぶっこんでいきますわねぇ
- 天野 光輝
- 「まあ、その辺りをしっかり話したい。退院早々で悪いが、お前に是非来て欲しいところがあるんだ。付いてきてくれ。」
- 佐藤 学
- 「……待って、えっと。彗星衝突の衝撃に巻き込まれて、怪我一つないの?覚醒ってなに?」
- 天野 光輝
- 「後で話すっつってんの」
- 佐藤 学
- ぜんっぜんついてけない顔ですが、ベッドから降りて後を追います
- 天野 光輝
- 「荷物こんだけか?行くぞ」荷物をもって先導していく。
- **
連れ立って病院を後にする。退院したばかりなんだからと、荷物は天野が持ってくれた。
天野が先導する後姿を追って、田舎道を歩く。
途中、島を一望できる丘を通りかかった。
- 佐藤 学
- ついていきますが、はたと思い出して
- 「片桐さんのこと聞いてる?面会ってできるのかな」
- 天野 光輝
- 「さあ?」とだけ答えてどんどん先に行ってしまいます。
- 佐藤 学
- 「えぇ……」と困惑しながら、病院の外に出た
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- 佐藤 学
- 丘から衝突跡が見えたりは?
- 見えますね。大きなクレーターになってます。
- 天野 光輝
- 「ほらあそこ。現場。」
- 佐藤 学
- 「…………あれに巻き込まれて生き延びたの?俺」
- 天野 光輝
- 「そうなる。運がいいな。」
- 佐藤 学
- 「ええぇ……運がいいどころの話じゃないよお……」
- 天野 光輝
- 「あ。あそこ、また新しく何か建ててるみたいだ。」話を逸らされた
- 佐藤 学
- 「あっ本当だ、何ができるんだろうね。じゃなくてさあ……」
- 天野 光輝
- 「あの空き地、小学生の頃に子供だけで焼き芋しようっていって焚火して、ボヤ騒ぎになって死ぬほど怒られたよな」
- 「……あそこも無くなったか。ここから見える景色、たった一年でこんなに変わるんだな。」
- 佐藤 学
- 「あはは、そんなこともあったね。随分発展したよね、この一年で」
- 天野 光輝
- 「ほんとにな。」島の街並みを眺めていた視線が、ついと空を見上げた。
- ≪真昼の星≫ 発動
望遠鏡のような視覚を得て、真昼でも遠く彼方の星々を見ることができる。受光調整が行われるため、目が眩むことは無い。 - あなたは天野の暗色の筈の瞳が、金色に光り輝いている事に気が付くだろう。
- 藤堂 鉄
- さてはエンジェルハイロウ
- 佐藤 学
- 「……光輝?」光の加減だろうか、それにしては……と思いながら声をかける
- 天野 光輝
- 「……ああごめん、ちょっと星を見てた。……さ。行こうぜ。」
- 佐藤 学
- こんな昼間に見えるはずないのに。と空を見上げてみるが、やっぱり何も見えない。
- 分からないことだらけだ……と思いながらも、天野の後をついていく
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- **
あなた達は、やがて少し開けた場所に出た。
貨物用コンテナがぽつりとひとつ、放棄されているように見えるだけの、ただの空き地だ。
コンテナの傍には黒猫が一匹佇んでいる。天野がその前に屈みこんで、何やら話しかけている。
- 天野 光輝
- 「……本当に、今度建て替えちゃうんですか、ここ。別に今のままでもいいと思うんですけど。」
- ???
- 「馬鹿言うな、大問題しかないだろ。こんな南京錠を良しとしてるから“遺産”も盗まれたんだろうが。」
- 天野 光輝
- 「天文台のセキュリティは完璧でしたよ。それでも盗まれるんだから何したって一緒だと言いたいんです。」
- 佐藤 学
- 「……光輝、誰と話してるの?」
- ???
- 「いやいやいやお前な、ただ思い入れがあって惜しいだけだろ……っと、驚かせたか? すまんな新入り君。」
- 藤堂 鉄
- 一番いい鍵を頼む
- ネコチャンが話しかけてきました
- 佐藤 学
- もう一人の声が、猫からしている。
- 「……???」
- 「えっすごい、光輝、この猫どこの子?どっかにスピーカーついてるの?」首輪ついてるのかなあ……
- ???
- 「うーん。そうぱっと適応できるもんでもないよな。わかるわかる。」
- 佐藤 学
- しゃがみ込んでさわさわ探る
- ???
- 「うおわ。なかなか積極的な奴だな君は。ははは。」
- 佐藤 学
- 「わかった、ロボ研のでしょ。夏休みの発表に出すやつ」
- 天野 光輝
- 「おい、あんま触るな。支部長に失礼だぞ。」
- 佐藤 学
- 「しぶちょー?支部長って名前なの?この子」
- 御蔭 景
- 「御蔭 景っていうんだ。よろしくな。」
- 佐藤 学
- 敬語キャラのつもりだったのだが、幼馴染の前なのでフランクな口調が続いている
- 佐藤 学
- 「へー渋い名前だねー。やっぱりロボ研でしょ、橋本くんあたりのセンスを感じる」
- 藤堂 鉄
- よくあるよくある
- 御蔭 景
- 「お褒め頂きありがとうな。――さ。他のメンバーはもう揃ってる。さあ、せせこましいとこだが中へどうぞ。」
- 佐藤 学
- ……スピーカー見つからなかったな?と首を傾げつつ
- 天野 光輝
- 南京錠ガチャガチャしてあけました
- 佐藤 学
- 「光輝いつの間にこんな秘密基地作ってたの?」
- 天野 光輝
- 「俺が作ったんじゃないけどな。」
- 佐藤 学
- 「わかった、これで部活来なかったんだろ。片桐さん心配してるんだぞ」
- 天野 光輝
- 「……支部長、絶対失敗でしたよ。何で何もかも説明する前に――」凄く鋭い目で御蔭を睨みつけながら
- 御蔭 景
- 「あー。その点についてはまた後で議論しよう。先行くぞ。」シュルっと中に入って行ってしまいます
- 天野 光輝
- 深い溜息と共に同じく中へ
- 佐藤 学
- じゃあそっと中を伺いながら入ってみます
- 藤堂 鉄
- はいさい
- !SYSTEM
- 背景を変更 by GM
- 無題
- 藤堂 鉄
- カリウムとっていただいて
- 水とカリウム!
- 角がサイリウム
- 光って音が鳴る!
- レトロな内装の部屋には、長テーブルに腰掛ける3人の女性達がいた。
- 御蔭 景
- 「皆、揃ったな。それでは、ブリーフィング兼、新入歓迎会といこう。」
- 弦巻 凛
- 1D10 → 6 侵蝕:44 [+6]
- 藤堂 鉄
- 1D10 → 10 侵蝕:46 [+10]
- エリカ
- 1D10 → 10 侵蝕:48 [+10]
- 藤堂 鉄
- これはジャムでトンでましたわね
あなた達が座ったテーブル上には、カットスイカに茹でトウモロコシ、剥いた甘夏に銀灯花カステラ、
冷やしキュウリに冷やしトマト等、夏の趣のあるささやかな御馳走が、これでもかと並べられている。
天野が麦茶入りの薬缶を手に、あなた達のグラスを満たしてまわりはじめた。ちょっとした宴席の趣だ。- 【Tips】銀灯花カステラ
この島のご当地銘菓でありソウルフード。いわゆる台湾カステラ。
販売店では午前中売り切れが当たり前。調達難易度13相当の代物。
銀灯花島でこのカステラを『台湾カステラ』と呼ぶ事は、広島県のお好み焼きを現地で『広島焼き』と呼ぶ愚行に等しい。
- 御蔭 景
- 「あー、なんだ、まずは自己紹介と行こうか。
俺の名前は御蔭 景。こんなナリだが、昨年R市から出向してきて、銀灯花島UGN支部の支部長をやってる身だ。よろしくな。
UGNっていうのは、一言でいうなら、世界の秩序を守るための秘密組織、ってとこか。これもまあ、追々説明するとしよう。」
- 天野 光輝
- 「すばるの島高2年生で、天文部所属。そして……。
銀灯花島UGN支部所属のエージェント、天野 光輝です。改めて、よろしく。」
- 佐藤 学
- ゆーじーえぬ……?とぽかんと復唱する
- エリカ
- 「あらあら歩いてきたんですの?外は暑くありませんでした?」佐藤くんに涼しい奥のソファを譲ろう。
- 佐藤 学
- 「えっ、あっ、すみません……ありがとうございます……」譲られた席におずおずと座る
- 弦巻 凛
- 何も知らないで連れて来られたのか……可哀想にと言う目を向けている。
- 佐藤 学
- すごく目立つ雰囲気の女性たちだけど、ぜんぜん見覚えがないな……と思うなどする
- エリカ
- 「私はエリカ。……ええっとー、質問したいことは山ほどあるって顔してらっしゃいますけど、まずはどうぞ楽にしてくださいませね」
甘夏とスイカ、よく冷えててとっても美味しいですわよ、と佐藤くんの前のガラス皿にせっせとよそって渡そう。
- 藤堂 鉄
- できるおじょうさま
- 佐藤 学
- 「ありがとうございます……エリカ、さん」
- 弦巻 凛
- 「弦巻凛だ。R市で探偵をしている。御蔭支部長とは以前に面識があるけど、それ以外は初めてだね。よろしく」
「しかしまた巻き込まれたのかあ……可哀想になあ……」オーヴァードになんかなるもんじゃないのになあ、と佐藤君を見ながら
- 藤堂 鉄
- 「藤堂 鉄(まがね)、と申します。保護観察薬として本土のR市から派遣されました、よろしく」
資料通りか、と上から下まで目を通して、ちょっと不躾系というか冷たい何とも言えない視線を投げつつ。
- 佐藤 学
- 「えっと、光輝……天野くんと同じ、すばるの島高2年生の……佐藤学です……よろしくお願いします……」
- おずおず……と女性たちに一礼する
- エリカ
- 照れてますわ。かわいいですわね~
- 藤堂 鉄
- えらいねぇ
- 弦巻 凛
- あ~初々しい~
- エリカ
- 「で、この様子から察しますに……」ちらりと横目で黒猫を見やり。
- 佐藤 学
- 照れというよりは不安感がすごいぞ
- 藤堂 鉄
- 心拍数が少し上がってるな、と見やっております。サイバーアイズ
- エリカ
- 「ろくすっぽ何も話さずにつれてくるだけ連れてきましたのね」もう!と腰に手を当て。
- 御蔭 景
- 「いやすまんすまん。皆で説明した方が分かりやすかろうと思ってな。」
- 「佐藤君。君は昨晩の記憶が無いよな。勝手をして悪いが、君がいらぬ心的外傷を抱えないよう、記憶処理を施させてもらった。
怖い思いをした記憶なんて、できる限り無い方が良いだろ? これから、何が起こったかを一から説明するから、聞いてくれ。」
- エリカ
- むす、と口をへの字にする。過保護なのかなんなのか…
- 天野 光輝
- 同じく、むす、と口をへの字にしている。
- 佐藤 学
- 「は、はい。よろしくお願いします」佇まいを直してねこさん……御蔭さんの声?を聞く
- 弦巻 凛
- 「わざわざ記憶消したんだ?」
たいわ 銀灯花カステラをつつきながら。
- エリカ
- 「とはいえこれは完全に拉致ですわよ、と申し上げさせていただきますわ」小声で。
- 「怪しいサークルだとか宗教勧誘と言われ、出るとこに出られても文句言えませんわよもう…」
- 佐藤 学
- 「あっそうだ」
- 「すみません、お話の前なんですけど、あの、俺のうちに連絡とかは」
- 「いってるんですかね……?その、入退院のこととか……」
- 御蔭 景
- 「ん。それについては心配ない。こちらで済ませておいてるよ。」
- 佐藤 学
- 「あ、よかった……ありがとうございます」
- 御蔭 景
- 「怪しい団体じゃないってことを、今から丁寧に説明させてもらうさ」
- 「昨晩、君は天文台前広場でお友達と一緒に天体観測をしていた。そこに、大きな彗星が落下してきたんだ。
その彗星落下事故をきっかけに、佐藤君、君は――残念ながら普通の高校生ではなくなってしまった。」
- 弦巻 凛
- 「そもそもオーヴァードだとか何だとかも怪しい宗教とかのそれだよね」コソコソ
- 佐藤 学
- 「普通の、高校生では、ない」かくりと首を傾げ
- エリカ
- 「まあ、正々堂々恥じ入るところのない秘密結社ではございますわねえ」ひそひそ
- 藤堂 鉄
- 「秘密結社とは」ひそひそに横やり一突き。こういうとこやぞ鉄ちゃん
- 御蔭 景
- 「えーっと、どうしたもんかな。おいそこ、コソコソ話さないで、うまいことオーヴァードについて説明してやってくれ。」丸投げニャン
- エリカ
- 「えっ、私たちですの?」
- 弦巻 凛
- 「それは支部長の仕事でしょうに」
- 藤堂 鉄
- 経験するのが早い。tかいって胸をドスっとするわよワタクシたぶん
- 御蔭 景
- 「ちょっとぐらい楽させてくれよ」肩を竦めて。
- 弦巻 凛
- 肩あるの?
- 藤堂 鉄
- 見事なキャッツ
- 佐藤 学
- 不安げにエリカたちをみている……
- 弦巻 凛
- 「ものすごーくかみ砕いて言うと、何かしらの超能力とかそれっぽいのに目覚めるってことなんだけど」
- 「見てもらった方が早いかもね」
- 藤堂 鉄
- ぼくはキャラ的に絶対手をあげそうなので穏便に、穏便にしてあげて!!!!
- 佐藤 学
- 「ちょう、のうりょく」やや引き……宗教……?
- エリカ
- 「実演したほうが早いですわね?」どれ、と空きのガラスコップをひとつ手に取り。
- 「さて佐藤くん。こちらをまずはどうぞ」渡す。
- 弦巻 凛
- 「分かるよ、引くよね。見れば分かるよ」
- 佐藤 学
- 「あ、はい」コップを受け取る
- 藤堂 鉄
- すまねぇすまねぇ
- かわいそうに加えて侵蝕率あがりそうでこう
- エリカ
- 「で、こう…床に平行に腕を出していただいて、そうそう」手を取って
- 佐藤 学
- されるがまま手を取られる
- エリカ
- 「そしてー……そのまま手を離す!」突然ぱん、と少年の目の前で手をたたく。
- ネコダマシ!
- 佐藤 学
- 「えっ」びっくりして素直に落としちゃう
- エリカ
- かしゃーん、と床にばらばらに散らばったグラスを指さし。
「はい、割れましたわね。では今からこれを直します」
- 佐藤 学
- 「えっあのっごめんなさ……直す?」
- エリカ
- 「ええ。見ていてくださいまし……手はそのままにどうぞ」
- 佐藤 学
- 思わず欠片を拾おうとしていた手を、言われるがまま元に戻す
- エリカ
- と、床に落ちた破片のひとつに触れると──映像が逆再生されるようにガラスの破片が空中へと次々に舞い上がり。
- 藤堂 鉄
- こうして大人になっていくのね…
- 佐藤 学
- 「えっ――えっ、ええっ……!?」
- 舞い上がる破片を呆然と目で追う
- エリカ
- 元通りの形へと接合されて、きれいなグラスの形をとって、佐藤の手に収まる。
- 「はい。触って確かめてくださいまし?種も仕掛けも、継ぎ目もございませんわ」
- 佐藤 学
- 「なっ……んで……どういう……!?」
- 御蔭 景
- 「お見事。さすがは」
- 佐藤 学
- ひっくり返しても光に透かしても、どこにもヒビのないコップだ
- 御蔭 景
- 「さすがはバロール。見事な時間操作だ。」
- エリカ
- 「これが私の能力。我々UGNという組織の研究用語では……ええ、“バロール”と呼ばれています」
- 佐藤 学
- 「えっ、と……みなさんその、超能力者なんですか……?」
- 藤堂 鉄
- 「超能力とは違いますが、あなたも、このようなことが日常になる世界に来てしまったということです」
- 佐藤 学
- 「はあ……」ぽかんとしている。実感はなさそうだ
- 弦巻 凛
- 「そ。正確には、超能力では“オーヴァード”って呼ぶけどそんな感じ」
- エリカ
- 「マガネちゃんはそうですねえ…電気と磁力の使い手ですわね」とても分かりやすく言うなら、ですけれど。
- 藤堂 鉄
- 「では、視覚的にもっとわかりやすい方を」
左腕をぱっと開いて、上に掲げると、指を起点に五本の金属的な触手に枝分かれさせます。じゅりじゅりうぞぞぞ
- 佐藤 学
- 「はあっ!?」びっくりしてのけぞる
- エリカ
- 「ふふ。映画とかに出てきそうですわよね?」CGではございませんのよ
- 弦巻 凛
- 「ちなみに私は地味なものだけど声変えられたりできるよ」佐藤君の声を真似してみよう 地味
- 藤堂 鉄
- 「私は電気と磁力、そして体を自由に変化させます。ブラックドッグ、エグザイルのクロスブリードと呼ばれるものです。この腕はちょっと特殊ですが」
- 佐藤 学
- 「ええっ!?」女性から男性の、自分の声がする。
- 天野 光輝
- 「学。お前だってこういう能力がある。ブリードは…エグザイルとブラム=ストーカーだったか。
…何かやらせられないかな。」腕組み
- 佐藤 学
- 「いやあの」
- 「……光輝も、その、オーヴァードってやつ……なの?」
- 天野 光輝
- 「もちろんそうだ。…さっきちょっとだけ能力使ってるの見ただろ?」
- 藤堂 鉄
- 「無自覚なうちはあまり引き出さないほうがいいと思います。事故の元です」触手で麦茶のコップ掴んでちびり
- 佐藤 学
- 「えっ……目が光ってたの、見間違いじゃなかったの!?」
- 「何で!?いつからそんなことに!?」
- エリカ
- 「ああ、その二種類ですの。とすると、おいおい使い慣れていくのが良いかもしれませんわね」
- 天野 光輝
- 「俺の場合は中学の頃からだな。」
- 佐藤 学
- 「……………………ぜんっっぜん気づかなかった」
- ここ一番のショックを受けた様子。
- 天野 光輝
- 「そりゃ、気付かせないようにしてきたからな。そういう決まりなんだよ。」
- 御蔭 景
- 「さっき、UGNは世界の秩序を守るための秘密組織と言ったよな。これだけ凄い力なんだ。世間に知られたら大騒ぎになってしまう。
俺達はそんな事態を防ぐ為、佐藤君みたいに新しく目覚めた人間を保護したり、オーヴァード絡みらしき事件を調査してる訳だ。」
- エリカ
- 「実はこの世の中には、とあるモノが原因で、こんな超能力者がたくさんいる──だなんて」
「発覚したらワイドショーどころの騒ぎではありませんでしょう?」
- 佐藤 学
- 「ええと、それはそう……なんですけど」
- 「…………ひょっとして、御蔭さん、も」
- 藤堂 鉄
- ネケチェェェェン
- 御蔭 景
- 「おっ。ようやくピンときたか、偉いぞ。」
- 佐藤 学
- 「……………………大変失礼致しました…………」
- ぺこ…………とごめんなさいをする
- 御蔭 景
- 「いやいや。気にしないでくれ。結構慣れてるからな。」
- 藤堂 鉄
- いい子だねぇ(よだれ
- 弦巻 凛
- 初対面でネコチャンカワイイネエ~ってしたことを思い出している。
- 佐藤 学
- 「いえ本当に…………」「あの、もう一ついいですか」
- 「……俺もその……オーヴァード、になったということなんですか……?」
- 御蔭 景
- 「御名答!そういうことさ。」
- 佐藤 学
- ぽかんと自分の両手のひらを見る
- 「…………全然そんな感じしない」
- 御蔭 景
- 「目覚めたては力が安定しないからな。無理はしないほうがいいぞ。」
- 藤堂 鉄
- マルチおじょうさまですわね~
- エリカ
- 「オーヴァードには、先ほど見せたような個々の能力とは別に、共通する異能がございますの」
- 「御覧になりました?あなたが遭った事故の現場」
- 佐藤 学
- 「あ、はい……彗星が衝突したって……」
- 「…………まさか俺が生き延びたのって」
- エリカ
- 「はい。オーヴァードは、ちょっとやそっとのケガでは死にませんの」
- 御蔭 景
- 「あんなの、直撃したら普通は……生きてないよなあ」
- エリカ
- 「たとえば大型トラックに撥ねられても、30階建てのビルから落ちて頭が割れてしまっても」
- 「たいていの負傷であれば、生き返ることができますわ」
- 藤堂 鉄
- ルール的には侵蝕率ガ100超えてなければリザレクトできますからね!
- 佐藤 学
- 「……それで……庇ったのに俺のほうが早く退院して……」
- 藤堂 鉄
- 腕一本からでも再生するかもしれない
- 佐藤 学
- 「あ、あの!俺と一緒に居た女の子は、片桐さんは、無事なんですか!?」
- 「俺が庇ったっていう程度じゃ、その……オーヴァードになってないんだったら、普通の人じゃ大変な怪我をしたんじゃ」
- エリカ
- どうなんですの?と支部長を見よう。
- 御蔭 景
- 「そう。君のお友達のほうはな、オーヴァードに目覚めはしなかったようだ。だけど、大きな怪我はしていないよ。」
- 佐藤 学
- 「そ、そうですか……よかった……」
- 弦巻 凛
- 「庇ったって言ってるし、佐藤君が守ったのかもしれないね」知らんけど。
- 佐藤 学
- 後で様子を見に行こう……などと思いつつ
- エリカ
- 「幸運だったのか、それともほかの要因があるかは不明。
事実として無事、というわけですのね。」
- 御蔭 景
- 「これは推測だが、君の血液が――彼女を覆って熱や衝撃から守ったのではないかと思う。君の能力はそういうものだからな。」
- 佐藤 学
- 「俺の、血液が」またぽかんと自分の手を見る
- ぜんぜんイメージが沸かない……
- 藤堂 鉄
- 電磁力による反発力とかそういう
- ソラリスが一番大変かもしれない
- オーヴァード化する可能性あるやないけ!
- あ、癒しの水がいけそうだったですわ
- 御蔭 景
- 「ま、概ね納得してもらえたかな、というところでだ。
……君がオーヴァードとして目覚めるに至った、あの彗星落下事故。あれは、自然現象じゃない。」
- 藤堂 鉄
- らっしゃーい
- 御蔭 景
- 「うちの島で管理してきた“遺産”――“招星の天球儀”が、何者かに悪用されて起こったものだ。
その名の通り、あれには星を降らす力があってな。そいつが盗まれちまったときてる。ヤバいだろ?
- 藤堂 鉄
- ワァ……っ
- 佐藤 学
- 「えっ……自然現象じゃなくて、誰かが故意に降らせたんですか?彗星を?」
- 佐藤 学
- ワ……!
- エリカ
- 「遺産というのは、私たちの能力の源であるレネゲイドというウイルスが感染した物品のことを指していますわ」
- 「俗に言うマジックアイテムやオーパーツのようなもの、と思っていただいて構いません」
- 佐藤 学
- 「そ、そんな恐ろしいものが、持ち出されて行方知れずなんですか?」
- 弦巻 凛
- (セキュリティがガバだからなあ……)
- エリカ
- 「そうなんですの。困ってしまったことに……」
- 御蔭 景
- 「そう。大変遺憾ながらそういう状況だ。」
- 佐藤 学
- 「そん、なの……島のど真ん中にでも落とされたら大変なことに……!」
- 弦巻 凛
- 「この島ぐらいなら無くなるだろうね」
- エリカ
- 「ええ。そして貴方はその天球儀が使用されたと思しき事件の被害者・兼重要参考人……ということになりますの」
- 「このあたりで、呼ばれた理由は概ね察していただけるかもしれませんわね」
- 佐藤 学
- 「重要参考人……」
- 「俺にも疑いが掛かってるってことですか?」
- 藤堂 鉄
- 「疑いそのものがかかっているわけではありませんが、重要な情報の一つであることは間違いありません」
- 「事件現場の数少ない生存者の一人です」
- 御蔭 景
- 「そう。どちらかというと君のオーヴァードとしての能力を借りれることを期待しているよ。」
- 「疑いというよりはね」
- 佐藤 学
- 「な、なるほど……」
- エリカ
- 「普通のヒトなら死んでしまって証言もなにもできませんから……と言いたいところだったのですけれど」じと、と再びネコチャンを見。
- 佐藤 学
- 「えっと、まだ何が出来るのかも分からないんですけど……出来ることは協力します、島の中のことなら分かりますし」
- 御蔭 景
- 「ありがとう。そうしてくれると助かるよ。」
- エリカ
- 「……そうですわね。よく知っている方が案内してくださるだけでも私たち、とても助かりますの」
- 追及は後にしておきましょう。
- 藤堂 鉄
- 「それは間違いありません。道がわかる方はとてもありがたい」
- 藤堂 鉄
- ありがたい
- 佐藤 学
- 「あはは、あちこち道が入り組んでて分かりにくいですよね、この島」
- ぐー…るまっぷの車も滅多と来ないし
- 藤堂 鉄
- 「支部にたどり着く前にビバークを考えるところでした。装備を持ってくればよかった」
- 弦巻 凛
- 「ぐー…るまっぷも使えないし、前来た時と色々変わってるしね。地図はあるけど案内があるならそっちの方が助かる」
- エリカ
- 「さて。他にお話しておくことはございますかしら、支部長さん?」
- 天野 光輝
- 俺の地図そんなにだめだったのかの顔
- 藤堂 鉄
- ダメでしたわ
- 佐藤 学
- 光輝は昔から美術の成績が……(捏造)
- エリカ
- どうして……
- 御蔭 景
- 「そうだな、あとひとつ。天野の左手にある星マークについてだな」
- 佐藤 学
- 「あっ、それ何のメモだろうと思ってた」
- 藤堂 鉄
- 「何かの暗号ですか」
- 御蔭 景
- 「実は、天球儀を盗んだ犯人の映像が監視カメラに残っていたんだが、彼――天野の姿をしてるらしいんだよな。」
- 藤堂 鉄
- エルダーサインなのよ!(のぶ
- 佐藤 学
- 「ええっ!?」「……犯人が光輝に変装したってことですか?」
- 藤堂 鉄
- めxっちょいいこ
- エリカ
- 「決して突然JAKIGANに目覚めたわけではないんですのよ」
- 藤堂 鉄
- 「映像に細工をされたか、擬態をしたか。──じゃきがんってなんですか」
- 御蔭 景
- 「恐らくな。“遺産”が盗まれた犯行時刻、俺は天野と一緒にここに居たんだ。そいつは確かに本物の天野だった……と思う。
いやちょっと……うとうとしていて……正直あんまりしっかり見てはいないし、ろくに会話もしてないんだが。」
- エリカ
- 「ちょっと?????」
- 天野 光輝
- 「いつものように、ここに入ってきて……その時点で、もう支部長は席でこう……丸くなって完全に寝てましたね。
俺は俺で、麦茶淹れた後は、黙々と自分の仕事してるだけでしたから。これといったやり取りはありませんでした。」
- 佐藤 学
- 「そこはしっかりと本物だと断言してもらいたかった」
- 弦巻 凛
- 「ガバガバじゃないですか」
- エリカ
- 「私としては信用して差し上げたいんですけれど!」
- 御蔭 景
- 「すまんすまん。まあこうして正確に状況を説明できるんだから、あれは本人だったと見て良いだろう。」
- 佐藤 学
- 「で、ですよね」
- よかった……光輝にアリバイがあって……
- エリカ
- 「本人の述懐じゃエビデンスとは言えませんのよ~~~!!」
- 佐藤 学
- だめか…………
- 弦巻 凛
- でもやろうと思えばアリバイ作りながら盗みに行けるんだよな
- エリカ
- 「おポンばっかりですの!?もう!」
- UGN職員
- 大体そうだったねー普段通りだったよーみたいな事を横から言っています。
- エリカ
- 「大体ってなんですの大体って!」何時何分何秒地球が何回回った時くらいおっしゃい!
- 佐藤 学
- 「ま、まあまあ、これから調べていけば分かること……ですよね?」
- エリカ
- 「……もうそうするしかありませんわ」はあ。
- 御蔭 景
- 「そうそう。そのあたり頑張って頂こう。」
- 弦巻 凛
- その結果天野君が犯人って可能性もあるんだけどね
- 佐藤 学
- ぴえん
- 天野 光輝
- なんでこんなことになったんだろうな…の顔
- 藤堂 鉄
- 「本来は容疑が晴れるまで拘束しておきたいところですが……周囲の方が納得しませんか」
- エリカ
- 「仮にもご自分のとこのエージェントが疑われているんですから、少しは心配とかなさったら如何ですの!」ぷんぷん怒りながら甘夏をひょいぱく。おいしーい♡
- 佐藤 学
- 「こ、拘束なんて!……その、光輝にだって学校とかありますし」
- 御蔭 景
- 「まあ、天野に限ってなあみたいな感情があるのは否めないな。ともあれ、調べて行けばわかることさ。」
- 「昨日、天文台にある生体スキャナーで、エリカ嬢に今ここに居る天野の本人証明は行ってもらっている。
左手首に、このこれ、星のマークのない天野がうろついてたら、そいつは偽物だからな。気を付けてくれよ。」
- 佐藤 学
- 「わ、分かりました。注意しておきます」
- 弦巻 凛
- 「星のマーク隠しておいた方がいいんじゃないですかね、偽物に見られたら真似されますよ」
- 御蔭 景
- 「俺としては素直に、というか、FHの連中の関与を疑っているよ。」
- 藤堂 鉄
- 「FHの可能性は大いにありますが、天野エージェントも、不用意は行動は控えていただけると」エリカお嬢様に真似して甘夏をおひとつ、あまい
- 天野 光輝
- 「承知しました」コクリと頷いて
- 御蔭 景
- 「あ、佐藤君にはFHがわからんか。えーっとな。」
- エリカ
- 「ああ、FHというのは……私たちとはまた異なった主張を持つ、オーヴァードの組織ですわ」佐藤くんに説明をしよう。
- 佐藤 学
- 「異なった主張、というと?」
- 御蔭 景
- 「俺達UGNとは真逆の思想の組織も存在する。世間にこの力を知らしめて、人間のオーヴァード化を推進しようって連中だ。
……今回の事件は、そんな危険思想のオーヴァード達が所属する、FHという組織が絡んでいる可能性が極めて高いとみている。」
- 佐藤 学
- 「危険な組織……なんですね」こくりと頷き
- エリカ
- 「大まかにはそんな理解で構いませんわ」
- 藤堂 鉄
- 「あくのそしきです。といえば納得すると上はいってました」スイカもひとつ。種ごとばりむしゃ
- 御蔭 景
- 「なかなか厄介な連中なんだ。まあ、最寄りのR市セルは比較的穏健派……な筈なんだがな。」
- 佐藤 学
- 「なんにせよ、島に彗星を落とす、なんてことをしかねない組織ってことなんですよね?」
- 「それは……困ります。ここには俺たちの生活も、思い出も、大切なものがいっぱいあるんです」
- 御蔭 景
- 「そう。穏健派といえどもな。この場に居ないオーヴァードを見掛けたら警戒してくれよ。」
- エリカ
- 「貴方はこの島の生まれだったかしら。だとしたら、思い入れが深いというレベルではありませんわね……」
- 佐藤 学
- 「……オーヴァードって、見分けがつくものなんです?」
- 藤堂 鉄
- ええこじゃあ、ええこじゃあ
- エリカ
- 「つけようと思えば」
- 「判別の仕方は……おいおいご説明するのがよろしいかしら?」どう思います?と周囲の面々を見渡し。
- 藤堂 鉄
- まぁまぁそれなりそれなりにぶっこんでいきますわ
- ワ……でぃんぐ
- 佐藤 学
- ワ……?!
- 弦巻 凛
- 「今でもいいんじゃない?知識は早い内から持ってて損はしないだろ」
- エリカ
- 「ここまで話しておいて言うのも変な話ですけれど……あまり沢山のことを一気にお話しても混乱させるだけかもしれませんわ」
- 弦巻 凛
- ワ…ワ……!
- 御蔭 景
- 「佐藤君どうかな。もうちょっとお勉強頑張れそうか?」
- エリカ
- 「ただでさえ、オーヴァードについての話って、複雑になりがちですし」ううん、と考える。
- 佐藤 学
- 「は、はいっ」
- エリカ
- あら頑張り屋さん。でも落ち着いて聞ける場所で聞くほうが良い、とも言えるかしら…
- 御蔭 景
- 「お、偉いぞ。俺もどちらかというと早い方が良いだろう派だな。」
- エリカ
- 「では論より証拠、と……」と、いうわけで《ワーディング》を使用しましょう。えいっ。
- 藤堂 鉄
- お嬢様のオーヴァード講義2限目ですわ!
- 佐藤 学
- 「っ、ん……?」なにかもやっと、気配が通り過ぎたのを感じた
- エリカ
- 範囲はこのテーブルの外周くらい、としておくのがいいのかな。
- 佐藤 学
- 気配
- (ワーディング物質)
- 藤堂 鉄
- 一般人がいるならわかるかなぁ
- エリカ
- 「今使いましたのが《ワーディング》と呼ばれる技術です」
「これがオーヴァードと一般人を見分けるための方法であり、かつ、私たちの異能バトルに彼らを巻き込まないための防衛線でもありますわ」
- 佐藤 学
- 「防衛線……そのワーディングというのをしておけば、普通の人を巻き込まないで済むんですか?」
- 「怪我させないで済むとか……」
- エリカ
- 「その通り。具体的には、この圏内では一般人は活動できませんし、外部からも立ち入れません」
- 藤堂 鉄
- ありがとうごぜぇやすだぁ…
- 佐藤 学
- 「なるほど……つまり、この中で活動できている人間が居れば、それがオーヴァードなんですね」
- 弦巻 凛
- ちなみにワーディングすり抜けて死んで覚醒するPC1もいる
- 藤堂 鉄
- ヒエ……
- エリカ
- 「ええ。まれにこの《ワーディング》を無効化してしまう体質の方などもいらっしゃいますが……それはほぼほぼ例外と考えていただければ」
- 藤堂 鉄
- ぼくはでぇじょび
- 弦巻 凛
- 「オーヴァードだけど敵か味方かまでは分からないから、その辺は見極める必要があるけどね」
- 藤堂 鉄
- おっけい(ズドン
- 佐藤 学
- 「でも、ここに居る人達じゃなかったら警戒した方がいい……ってことですよね」
- 部屋をさっと見渡す。職員さんの顔も確認しておく
- 御蔭 景
- 「そう、島に居るUGN側オーヴァードは、今この場に居る全員と思ってくれ。それ以外は怪しい。」
- UGN職員
- 手をひらひら振っている
- エリカ
- 「島内で見かけたことがないな、という人でしたら、お気をつけくださいましね」頷く。
- 佐藤 学
- ぺこ……とお辞儀
- 「分かりました。知らない人には気をつけます」こくりと頷き
- エリカ
- 「《ワーディング》の使い方自体は、そう難しいものでもありません。貴方でもすぐ使えるようになりますわ」
- 「そして先ほど感じたかと思いますけれど……オーヴァードは距離が離れていても、これが使用された気配を感じ取ることができます」
- 「しばらくは念のため、そこのマガネちゃんも同行してくださいますが」手で指しながら
「もし、危ないことに巻き込まれたなと思ったら、迷わず使ってくださいまし」
- 佐藤 学
- 「じゃあ、その気配を感じたら、気配のもとに……みなさん、もしくは……FHの人がいるんですね」
- 「同行?」
- 藤堂 鉄
- 「保護観察も申し付かっておりますので」
- 御蔭 景
- 「そう、彼女、藤堂さんには、佐藤君の保護観察を依頼しているんだ。明日の登校日から一緒に居てくれる手筈だぞ。」
- 佐藤 学
- 「うちの高校に、一緒に」
- 天野 光輝
- 「終戦記念日の平和学習会だったか。面倒極まりないよな。」
- 藤堂 鉄
- 「制服の手配も済んでいます。年齢も同じくらいなので怪しまれたりはしないと思いますが」
- 佐藤 学
- 「な、なるほど……心強いです、よろしくお願いします」
- 弦巻 凛
- 登校日なんてあるんだ~って思ってる。無かった地域の出身。
- 藤堂 鉄
- わいわい
- 佐藤 学
- 「光輝も、藤堂さんの目の届くところに居ないとだめだよ。犯人に利用されてるってことは光輝も危ないかもなんでしょ」
- 天野 光輝
- 「はいはい。自分でどうにかできるつもりではいるが。なるべくそうする。」
- エリカ
- いいお友達を持ちましたわね、天野さん……と思っている
- 藤堂 鉄
- 万一が起こったら処理なり連絡なりできるのでありがたいと思っている、現実的
- 御蔭 景
- 「では、オーヴァード講義が終わったところで、改めて。」
- 「この場に居るメンバーで、一連の彗星落下事故と“遺産”盗難事件について、調査をしてもらいたい。」
- 「佐藤君は巻き込まれた立場だと承知してはいるのだが、うちの支部の人員はとても少ない。とにかく人手が欲しいんだ。
- 「皆にも頼む。……どうか、協力してはもらえないだろうか。」
- エリカ
- ここで説明しきれていないこともありますから。わからないことはいつでも質問してくださいましね、と微笑んでおく。
- 藤堂 鉄
- 大人のお姉さま方のこころづよさ
- 弦巻 凛
- 「こっちの件も動かなきゃいけないけれど…ま、繋がってるかもしれないしね。
必要とあれば単独行動はさせてもらうけど、それ以外なら手伝わせてもらいますよ」
- 佐藤 学
- 「はいっ、頑張ります!……あの、皆さんも、どうぞよろしくお願いします」ぺこりとお辞儀する
- 藤堂 鉄
- ええこやぁ
- 藤堂 鉄
- 「よろしくお願いします」ぺこり
- 御蔭 景
- 「弦巻さんは確かFHを追っているんだったよな。こちらからも何か情報を得られれば回すよ。」
- エリカ
- 「流石に手ぶらでは帰れませんもの。力を尽くしますわ」
- 御蔭 景
- 「皆、ありがとう。よろしく頼むな。」ニャン!
- 藤堂 鉄
- ニャーって言っても何もでないのよ!!!
- ありがとうございまし
- すくなーいお荷物を持ってよろしくおねがいしますわね
- おビールとかお飲みしてそうなおとまりかいですわ
- **
そうして、あなた達がささやかな宴を楽しみ、支部を後にしようとした時。
- 藤堂 鉄
- ふおんなけはい
「どうして――また消――そんな事、――の為にはならな――。」
「――しい記憶――抱えさせる方が――――に支障はない――。」
……あなた達が去る間際、階下からそんな言い争いが聞こえた。
**
- エリカ
- おほほほほほh
- 「だから」「なんだ」ってんだよ
- 「なんだ」ってんだよ「だから」
- !SYSTEM
- 佐藤 学が入室しました
- 藤堂 鉄
- やはりタマネギを仕込むべきでは
- あのねこに、たまねぎを!
- 佐藤 学
- どう考えても私の記憶のこと話してますわ~~~
- !SYSTEM
- エリカが入室しました
- 弦巻 凛
- 猫を疑いたくないのですわ…
- エリカ
- やっぱりエイリアンなんですわ?
- 佐藤 学
- ちらっと聞こえた言い争いが気になりつつも、急ぎ足で家に帰った。じいちゃんとばあちゃんが心配しているはずだ
- 藤堂 鉄
- ねこりあん……
- しんぱいですわ
- だいじょぶやでー
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- 藤堂 鉄
- シカー!
- !SYSTEM
- 背景を削除 by GM
- 藤堂 鉄
- ンニィィィーッ(しかのこえ
- エリカ
- シカーー!
- 藤堂 鉄
- SHICA
- ぜいたく